ほーぷじぇらしぃ大作戦☆中編
「まだかな〜ラグナス〜・・・あ、いた!ラグナス〜こっちだよ〜!」
今日はとうとう「ルルーとアルルのらぶらぶ大作戦☆」の日よ!
(ラパードがダサいとか言ってホープ何とかって改名したけど気にしない)
アルルはいつも着ている服とよく似た青のワンピースを着てきた。
庶民ってのがおもいっきりわかるような服ね。まぁそこそこ似合ってるからいいけど。
「はぁっ、…ふぅ、すまない、遅かったか?」
一方ラグナスは・・・まさかいつもの鎧着てるわけではなく
水色のゆったりしたパーカーに黒いジーンズを着てきたようだ。
「ううん〜、ボク達今来たところだから大丈夫だよ」
アルルが遅れた人間をなだめる?お約束のセリフを吐く。
「そうか、よかった・・・」
そしてラグナスは安心する。お約束どうりな動きだわ・・・
そういえば私はというと・・・
街中で目立つといけないからちょっと地味目のドレスをチョイスした。
「・・・パーティに着てきたヤツよりはマシだけど地味じゃないよ?」
「な!?どーしてチンチクリンのくせに考えてる事読むのよ!」
「だだ、だって口に出てたもん」
・・・そうだったかしら・・・?まぁ聞かれても困らない事だけど。
「・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・」
「・・・ねぇ〜、まだ9時じゃないけど本当に来るの?」
「え!?・・・え〜、まぁたぶん絶対来るわ!
アルルってば突然聞くから驚いちゃったじゃない。
でもホントに来るのかしら・・・もしかして持ち逃げ・・・?
いやいやそんな事あるわけ・・・あるかもしんないわね・・・
もしそうだったら・・・どうしましょ?げ、その辺考えてなかったわ!
「・・・でさぁ・・・誰なんだよ、ルルーが呼んだの」
私の考えなんかそっちのけ(当たり前よね、口にだしてなかったハズだから)
で私にそんな事を聞いてきた。
「そうだな・・・もしかしてミノタウロスとか呼んだんじゃないのか?」
ラグナスがとんでもない事を言ってきた・・・
「・・・ミノは違うわよ」
「じゃぁ誰なんだよ〜」
「だから・・・・・・く、来るまで待ちなさいって言ってるでしょ?」
「え?言ったっけ?」「言ったの!」
も、もしもの時はその辺のヤツ捕まえて・・・
「悪い〜、迷った〜遅れた〜・・・ごめんるる〜・・・」
何か聞こえたけど・・・何だったかしら・・・
「・・・もしかして無視されてる〜?・・・じゃ、帰るかな〜」
まったく・・・来たと思ったら後ろからでろ〜っと出てきて・・・
おまけに情けない声付きだし。まったく。
いらだちながらも安心もある。後ろに振り返りながら
「・・・来たなら来たでシャキっとしなさいシャキっと!」
「なんだ〜、やっぱ無視してた、まった・・・く〜・・・はっ!?寝てた?」
「・・・・・・・・・
・・・な、何か人生にくたびれた人の顔してるわねアンタ」
私の言葉どおりそいつ(大人化?ラパード)は本当に
目の下に隅からはじまるまさに疲れた顔をしていた。
しかも立ちながらうたた寝するなんて・・・
「ま、マジで大丈夫なの?一体何があったっていうの?」
「はは〜、ちとおとといアメにうたれてその次は痲喪寵(めもちょう)と格闘して・・・」
「雨・・・メモ帳!?まったく変な事してるわねぇ・・・」
「・・・何か違うけど・・・えいえい!」 パンパン☆
突然後ろを向いて顔をたたいたり歪ませたりした。
そして振り返った。

・・・・・・
「・・・どーかした?(にこっ☆)」
サタン様を童顔にした感じに+aといったところか・・・
「・・・(しかもどうやったら隅とか顔色が叩いただけで直るのかしら)」
「お〜い・・・じゃ、帰ろうかな」「待ちなさい!」がしぃ!
「なんだ、生きてたし起きてたかぁ」
なんで同じフレーズ?を繰り返したがるのかしら・・・
「あ、その人がルルーが呼んだ人?」
アルルとラグナスが私の彼氏役が来たのに気が付いた。
「そうよ、・・・っていうかアンタ知ってるでしょ?」
「・・・」「・・・」「ど、どこかで見たような・・・えーと・・・」
「・・・ラパード・シルラだけど」
「あ、そうそう・・・ってえぇ!?」
「な・・・!?そ、育ったって事か?さすが魔王・・・?」
魔王って・・・魔王はサタン様でしょうが。
「育ったって・・・あはは・・・」
ラパードは乾いた笑いをする。
「大きくなったねぇ。もうボクより大きいよ」
何だか昔会ったかもしれないおばさんが言うセリフみたいな・・・
「いや、だだから育ったんじゃなくてね〜」
「じゃ、呪いなのか?」「・・・それもまた違うような」
ラグナスが前かかってた呪いの逆かと思ったみたいだけど違うらしい。
「と、とにかくいくわよ!ラブラブ大作戦スタート!」
「え?ほーぷじぇらしぃ大作戦じゃなかったっけ?」
そんな名前だったかしら?まぁいいわ。
「行くわよ!アルルはシェゾを、私はサタン様をゲットすべく・・・!」
「「「で、どこへ?」」」
そ、そんなトコでハモらなくても・・・気合に水さすヤツらねぇ・・・でも・・・
「・・・どこかしら・・・」ずるっ
3人はちょっとすべったけど気にせず考える。
「とととにかく"mてりある"に行きましょ!」「そだね」
「わぁ〜♪やっぱ可愛い物いっぱいあるねぇ〜」
「そうねぇ・・・」
"mりった〜"とやらのmてりあるじゃない方の"mてりある"に私たちはやってきた。
ここはお茶やお菓子、なかなかいいインテリアなんかがあって
私のお気に入りな場所の一つ。
ただラグナスはお気に召さなかったようで外で待ってる。
どこが気に入らないのかはまったくわからないけどまぁ無理に連れて入る必要は無いし。
・・・それにしてもサタン様は現れるのかしら。
「ねぇ、ルルー、これなんかどうかなぁ?」
現れても私じゃなくてアルルを気にかけるかもしれない。
「・・・ねぇ〜〜!るる〜ってばぁ!」
やっぱり魔力がないといくら他のすべてでこのちんちくりんに勝っても・・・
「・・・こらぁ!ボクの悪口言わないでよぉ!」
「あらアルル、何か用?」
「・・・・・・これなんかどうかなぁ?」
アルルは何かを諦めたような顔をしてそれから私に銀のペンダントを見せた。
「あ〜・・・まぁいいんじゃない?」
「ところでルルーは何か決めたの?」
・・・あら?そういえばまだよく見てなかったわねぇ・・・え〜と・・・
「これなんかどーだろう」
そう聞こえて私の前に鳥の翼の形をした金のバレッタがのった手が現れる。
「あら?いい目してんじゃない、アンタ」
私は振り返りながらその手の先の存在・・・ラパードに声をかける。
私はそれを受け取って髪に当てる。
「わぁ〜、ルルーやっぱりそういうの似合うね〜」
アルルが言うとおりなかなか似合ってると私も思った。
するとラパードはその髪飾りを外してレジへ持って行きまた戻ってきた。
「はい♪」
そして満面の笑みを浮かべて私の髪をすくい上げバレッタを付けた。
「へ?」「愛のプレゼント☆なんてね」「あ?あぁ〜、ありがとう」
コイツなかなか粋な事するじゃない。
そのころの外の様子。
「・・・・女の買い物って長いよなぁ・・・」
もちろんmてりある前の広場にはラグナスが待っていたが
「く、くそぉ、ラパードめ、アルルに何で警戒されず近づいてるのだぁ〜」
と変な角の生えたポリバケツも中の様子をブツブツ言いながら見ていた。
「・・・・・・・・・」
そして向かいの建物の屋上に黒い影の様な人物も遠目にそれを見ている。
店のドアベルが鳴り響いた時、広場の噴水の中で何かが動いた。
「いい物見つかってよかったね〜♪ラグナス待った?」
「まぁ・・・そんな事は・・・
あるかもしれないけど・・・無いぞ」
私にはラグナスの本音のつぶやきは聞こえた。
何せヘブンイヤーですもんね。ま、気にしないであげましょ。
「そう?・・・でも今の間は何?」「気にするな」
「あ、そうそう、
バレッタの分のお金は今度払うわ。」
「・・・・・・出る」
私の話を聞いてなかったような事を言い出した。どーいう意味なのかしら。
「・・・は?も、もしかしてトイ・・・」
どごぉぉぉぉぉぉん
突然噴水の中から多大な水しぶきがあがった。そして中からは・・・
「モンスターだぁ〜〜〜〜!逃げろーーーーー!」
ものものしく黒いデビルビーストが現れた。
「・・・ほら出た」「"ほら出た"じゃないわ!いくわよっ!」
私はファイティングポーズをとる。
「きゃー!」「わぁー!」「ひぃぃぃぃ」
しかし人の流れに巻き込まれそうになりラパードに建物の隙間まで引っ張られる。
はぁ・・・これじゃ戦えないわ。にしても何故街中にこんなモンスターが?
「ごべぇぇぇぇぇぇぇ!」
ズガァァァァン
しまった・・・ラグナスとアルルがいない。
と思ったらラグナスだけが私たちと同じ所に現れた。
「ラグナス!・・・アルルはどうしたの!?」
「いや・・・やられそうになってたトコロをシェゾにさらわれて・・・」
あら、作戦のおまけは成功ね。
「とりあえず俺は人の誘導してくる、後よろしく!」
「わかったわ!」「あいあいさっ!」
ラグナスはそう言って人ごみに突っ込んでいった。
・・・にしても古い挨拶すんのねコイツ・・・
しかもこのお子様とだけであのデカブツがなんとかなるのかしら?
戻ろうかね。裏-っと・・
前のを一回読もうかね
続くよ。あとちょっとだけど。
アルル「・・・ねぇ、これこのまえ中編じゃなくて後編だったような?」
ラパード「気にするなって言われた・・・」
ルルー「何かいい加減ね」
ラグナス「しかも即席で魔物だすのもどうかと・・・」
ラパード「何か刺激付けようと思ったんだって・・・」
アルル「ただでさえ長いからもう終わろう?」
ルルー「そうね・・・にしてもポリバケツで呟くって・・・怪しすぎるわ」