魔導物語 シェリーの災難記 序章


 ここは魔導世界のとある一角。
とてものどかな風景の中にある日 突然天にとどかんばかりの塔が建つのはあまり驚く事ではない。
がその塔の 主がいつもの人ではないことが人々の興味をそそる今日このごろであった。

「・・・ここどこぉ?」
「ったく・・・だから右にしなさいっていったのに」
「おいおい、言い争ってる場合か?」
 ここはとある森の奥の奥。アルルとルルーとラグナス(かーくんは 寝てる)はひたすら迷っていた。理由は少し前にさかのぼる。

 ある日アルルとカーバンクルは「なぁんかおもしろいことないかなー」 とか言いつつフラフラ目的も無く歩いていた。すると目敏いルルーに 見つけられ「サタン様の塔の偽物が出来たらしいのよ。アンタも来て 「サタン様のマネしないで」って言うのよ!」と言われて旅に出る事に なってしまった。
 ちなみに途中でラグナスとも会ってラグナスが「用事もないし」 と口に出してしまったのでラグナスもルルーに「アンタも来なさい」と 言われ連れてこられたといった感じなのだ。
 その後「こっちがエミットの町」と書かれたぼろっちい看板が 左を向いていたので左に来たのだが、地図では右と書いてあったのを すでに道を見失った後森の奥で気がついたためオロオロしている(?)のだ。

「あーもぅ!誰かいないのー!」
「いないよ普通。はぁ、ボクがもっとしっかりしてれば・・・」
 とぼとぼとツタを踏みながら歩き中。
「・・・家があるな。そう古くない・・・あそこにいってみよう」
 確かに前方約129mほどに家が見えるけどよく見つけたなぁ。

「うっわ、何これ本だらけぢゃないの!」「・・・おい」
 その家は本だらけでそれ以外は見当たらなかった。
「へ?ラグナスなんか言った?」「い、いや俺は何も・・・」
「・・・」「・・・」「・・・もしかしてお約束・・・とか?」
「侵入者だな・・・?」
 な、なんとそこには浮かんでるガイコツがっ!(スケルトンTぢゃなし)
「わっきょーー!/ひょえーっ!/うわわわわっ」
 3人はこれまでにないほど最大級慌てた。
「くっくっく、バカなやつらだな」
「・・・シェゾ?・・・うわーん恐かったー」
「なっ、シェゾですって!!?」
 部屋の中心に黒い闇が集まり
  ブォウンッ
「くっくっく・・・ひぃーっ・・・あー苦しい」
シェゾが現れた。(RPG?)
「・・・心臓に悪い奴だな本当に」
「ふぅ、はぁ、アルル、お前が欲しい!」
「・・・キミも犬が倒れそうな人だね(ワンパターン??)」
「ちょーどよかったわ、アンタ、エミットの町までの道教えなさいよ」
「はぁ?なんでお前の言う事なぞ聞かにゃならんのだ?
まあアルルの魔力と交換なら・・・」
「・・・行くぞ、アルル、ルルーも」
「・・・(ムカッ)そーだな、お前らドコ行くんだ?」
「ん?えーと、サタンの塔にそっくりの塔が最近出来たみたいで でもサタンは作ってないんだって。で、ボクはルルーが抗議しにいくとかに ついてきただけなんだ」
「サタン様って言いなさいよっ!気安いわよあんた」
「・・・サタン以外にもそんなそんなアホな魔力の使い方をする奴が いたか・・・そいつに免じて道を教えてやろう。 ただし俺もついていくからな」
「アンタも素直じゃないわねぇ」
「何を勘違いしてるかは知らんが俺は・・・」
「なんかわかんないけどありがとう、シェゾ!」
  にこっ☆
「(///)れ、礼を言われるような事した覚えは無いぞ?」
「?・・・そうかなぁ?」
「行くぞ。で、町はどっちだ?」
 この後「えらそーな事いってんじゃねぇ!」 「いつ偉そうなことを言ったんだよっ!?」とかいう声が聞こえましたが 4人(とまだ寝てる一匹)は無事森を抜けたようです。
 しかしこれは物語の序章、嵐の前でしかなかったのです。

とっぷ行き!

次読もうかね。