魔導物語 シェリーの災難記 シェリーの章
ブォウンッ「ふぅ・・・疲れた」
俺はシェゾ・ウィグィィ。まったく変態ではない闇の魔導師だ。
なんかまったく身に覚えのないやつにすら変態ヘンタイへんたいと言われて
いるが変態な事をした覚えはない。これは本当だ。言い訳ではない。
ここはこのエミットの町の時計台の上の方(ここ)
「・・・ふぅ」
にしても疲れた。最近あんまし運動してなかったし女になったし・・・
「ぐっぐーーーー!」「うおぅ!!!・・・なんだカーバンクルか」
驚かせるなよまったく。・・・なんでこんな所にカーバンクルが?
ぐぎゅるるるぅ
「・・・もしかして飯たかりに来たのか?ここに食い物は・・・」
「ぐっぐー」
なんとカーバンクルは俺の懐かららっきょの入ったびんを見つけだした。
・・・食い物の事になると目敏いヤツだ・・・
「・・・はぁ、味わってゆっくり食えよ?」
「ぐっぐぐー!」
分かりました!って感じに答えてるが・・・わかってんのかコイツ。
「ぐぅー」
俺はなんとなく暇つぶしにカーバンクルにらっきょを皮むいて与えていた。
「ぐぐぅー」
早くくれーとか言ってる・・・お前早く食い過ぎなんだよ。
「そらよ」
「ぐっぐー」ぱくっ
俺はらっきょの皮一枚をカーバンクルに投げた。即喰われる。
「・・・うりゃうりゃ」
2枚同時に別の所に投げてみる。やっぱり即喰う。
「・・・うらららら・・・!!!!」
だからめちゃくちゃに投げてやったら今度は舌が絡まったようだ。
「ぐぅーー」
「・・・ぷっ、くっくっく・・・ぶぁははははあははあは・・はぁ、はぁ」
カーバンクルは悲しそう?な感じで俺を見つめている。舌絡まったまま。
「ぐぐぅー・・・?」
「はぁ・・・お前舌絡まるって事あるんだなぁ・・・んくく」
とりあえずほどいてやろうか。これアルルあたりに見せりゃ大爆笑だな。
「うをぅ!カーバンクルちゃん大丈夫かい?」
・・・げっ!サタン、なんでこんな所に!?
サタンが羽を閉じて降りてカーバンクルに寄ってきた。
「かーばんくるちゃんホントに大丈夫かい?」
・・・そんな事言ってねぇで早くほどいてやれよ。
「・・・ん?キミは・・・キミは誰だい?」
「・・・しぇ、しぇ、しぇりぃ・・・だけど・・・」
「そうか、ところでアルルを見かけなかったかい?」
「・・・その前にそいつどうにかしないといけないんぢゃないのか?」
「そうだった、かーばんくるちゃんおいで?」
「ぐっぐーーー!!!」
ビビィーーーー
カーバンクルはサタンにビームを放った。なんか寄るなー!って言ってるっぽい。
「うおぅ!何するんだかーばんくるちゃん!!?」
「・・・寄るな・・・だとよ?」
「ななな何でキミが分かるんだ!?いい加減な事言うなっ!」
「・・・そうでないとは言い切れないだろう?」
俺は適当に舌をほどいてやった。
「・・・キミはかーばんくるちゃんの言葉が分かるのかい?」
「さぁ?・・・なんとなく・・・だな」
「そうか・・・ではキミを私の后候補に入れてあげよう!」
「・・・・・・・・・はぁ!?!?」
「その体内に秘められた洗練された魔力、かなりの美貌。
そしてかーばんくるちゃんの言葉がわかる。これはもう后候補にするしかないであろう!」
「・・・(こいつアルルだけぢゃ飽きたらず俺まで・・・)・・・」
「ん?どうした?ワタシの后になれるのがそんなに嬉し・・・」
「アレイアーーーーーーーーード!」ちゅどぅん☆
「なななにかワタシがしたかぁーーーー!?」キラーン☆
サタンは昼の空の星になった。自業自得(?)だぜ。
「で、何か情報あったか?」
すでにもう昼をまわっている。ってかこいつら集まるの遅すぎ。
「やっぱりここから見えるあの例の塔が怪しいという事だけだったな」
「・・・で、アルル、それにルルーも、・・・それはなんだ?」
こいつら何か知らないけど買い込み過ぎ・・・
「お、おほほほ・・・まぁアンタに似合いそうな服とか・・・ねぇ?」
いらねぇって言ってるのに・・・
「う・・・うん・・・シェゾはその杖何?」
俺は今後必要になると思って杖を一本買っていた。用途は・・・
「まぁそのうち教えてやろう」
そう、まぁそのうち・・・な。
トップにりたーそん!
|
前のを読んだろう
|
次にいってみょー!
|