| 神経衰弱
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第一話 偶然あるそれぞれの変わった日。
じりりりりりりり・・・・・
・・・あ〜もう・・・うるさいなぁ・・・
かちっ・・・・じりりりりりり・・・
あーんもう・・・止めたのに・・・
かちっ・・・ぐにょ
ぐにょ・・・?あぁ何だ、カーくんじゃないか。。。
んーと・・・・・・きょう休みじゃない。
もう一回寝ようっと。
ぐきゅぅ
・・・んでもお腹減ったなぁ・・・
ばふっ☆
・・・かーくんてば、ボクの頭
なんか美味しくないってば・・・
たぶんかーくんなりに「起きて飯つくれ」と伝えようと
してるんだね・・・
ありがた迷惑というか何と言うか・・・うーん・・・
とか
考えてて起きなかったらかーくん何でも食べ散らかすから起きないとね。
朝ごはんも食べたし暇(宿題はあるけど)だからボクは買出しに出かける事にした。
「あ、おはよードラコ!」
で、今日最初に会ったのがドラコ、ボクは元気良く挨拶した!
「おはよう・・・アルル」
・・・あり?なんか元気無いなぁ?
いつもだったら「や、アルル。今度のコンテストもアタシが優勝貰うんだから!じゃね」
とかさっさと言って軽やかに別れるってパターン(?)なんだけど・・・
「ドラコ、どうかしたの?」
そう聞いても
「なんでもないよ、じゃあね」
と、スローペースにどんよりと・・・そして去っていった。
・・・気になるけど・・・
早く市場行かないといい材料が手に入らないんだよね。
ドラコの問題はドラコが
解決策を持ってるって言うし!(言ったっけ?まぁ気にしない気にしない)
いそがないと!
どんどん歩いてく。走るとよく転ぶし遠いから。
・・・視界の端っこに
何か飛んでるのが見えた。
そっちの方を向くと・・・ハーピーだ。
ボクから見ると
テニスボールサイズ(魔導世界にもテニスくらいあるんだよ)の大きさ。
けっこう遠い
けどいつもなら凄い声だから多少は聞こえるはずなんだけど・・・
聞こえない・・・
どうかしたのかな?
・・・・・・
・・・って耳澄ましてる場合じゃないよ!
普通は常に歌ってるもんだけどもしもちょうど息吸いまくってるトコだったら・・・
・・・
病院行きになって買い物が出来ないよ!
ボクは慌てて耳ふさいで逃げた。
なんか今日はいつもとチョット違う感じの人が多い・・・
ウィッチはものすごーく上空で箒で飛びまわってたし、セリリは街で誰かと仲良く話してたし。
ラグナスが話しかけられないほど何かに怒ってたみたいだったし・・・
ラパード君は何故かスキップしながら悦ってたし・・・
キキーモラが微妙〜に汚れた床(といってもいちおう綺麗だけど)の上を平気で通ってるし・・・
どうにもいつもと微妙(?)に違う・・・いつもと変わらない人もいるけど。
第二話 心は風のように時に優しく…
わいわい がやがや・・・
やっぱり市場はうるさいのが当たり前だし賑やかなのが一番だね。
とは言っても・・・う・・・お、押される。。。
どす ばふっ ぶにゃっ
お、おばちゃん・・・おばちゃんぱわー恐るべし・・・く、苦し・・・
ぱふっ
あわわ、何か誰かにぶつかっちゃった。
「ご、ごめんなさ〜い・・・って、あり?シェゾ?」
「よぉ、アルル」
・・・珍しいなぁこんな混んでる所にシェゾが一人?で来るなんて。
しかも何だか機嫌が良いみたいだし・・・
め、珍しい。
「何か買いに来たの?っとと、ごめんなさい!」
ボクはいろんな人にぶつかっちゃったりして
るのにシェゾはぶつかってない。
よく見たら上手く人を避けてるんだ・・・セコイし
「お前が大変そうだから買い物手伝ってやろうと思ってな」
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・・
・・・・・はぁ?なんか耳の掃除最近してなかったかなぁ?
あんまし
ボクがあっけにとられてるんでシェゾがボクを抱えて八百屋(今行こうと思ってた)へ進んで
いった。
「わわっ!?な、何?シェゾ頭でも打ったの?」
珍しい態度なんで思わず聞いた
けど
「別に頭打ってねぇよ、気が向いただけだ」
うーん、そーなんだ?じゃ、甘えちゃ
お、へへっv
とりあえず八百屋でジャガイモ、ニンジン、玉ねぎを買って
「じゃ、今度
お肉屋さんまでお願いできる?」
と、なるべく上目遣いで言うと
「へいへい了解オヒメサマ」
という思わず顔が赤くなるような事を言ってくれっちゃたりした。うわ〜(///)
ご丁寧に、またぶつからないよう人を上手くよけながら肉屋まで運んでくれた。
なんか・・・すごくウレシイ。いつもブーたれるハズなのに。珍しすぎるよ・・・
第三話 …時には悲しい、きまぐれなんだ。
「あ〜、いつもみたいに動けなくなったりしなくてよかったよ〜」
ボクらは町の近くの
風が気持ちいい丘へ飛んできた。
飛んできた、というのはまぁ、シェゾの魔法で。
「動けなくなったりすんのかよ?」
ねっころがっていたシェゾが起き上がって聞いてきた。
「ん〜、まぁ囲まれなければ動けなくはならないかもだけど」
そう答えると「そうか」
と言ってまたボクの横にねっころがった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
あ〜、ここで寝てると風がすっごく気持ちいい・・・
と、眠くなる前に・・・
「・・・ところで、どーして手伝ってくれたの?」
「・・・・・・・」
・・・・・・
そう聞いたけど寝てるのか答えがこない・・・
・・・・・・
・・・ボクも寝ようっと
。
・・・・・・あ〜、もう眠たくなってきた。
「・・・魔力を頂くためだぜ?」
え?
何か突然呟いたと思ったら凄い勢いで起き上がって呪文を唱え始めた。
何なんだよ!
せっかく変態って呼ぶのやめようとか考えてあげたのに!(そうだっけ?)
とにかくボクは
シェゾの突拍子の無い攻撃を避けて呪文を用意する。
「ジュゲム!」
ドカァァァンッ
「どわぁぁぁぁぁぁっ!」 ひゅーん キラーン☆
シェゾはお星様(一番星)と
なった。
・・・はぁ、なんだよもー、ぬか喜びしちゃったじゃないか。
「ただいま
〜」
「ぐっぐぐぐ〜♪」
家に、あの後さっさと帰ってきた。
かーくんのお出迎えは
見てて可愛いし嬉しい。
でも・・・なんかモヤモヤ・・・というよりイライラする。
まったく・・・いつもみたいに狙ってくるかそうじゃないかはっきりさせて来て欲しい。
って
かそういう目的捨てて欲しい、というのは・・・まぁボクのわがままかもしれないけれど。
「ぐー、ぐっぐぐーぐ?」
「・・・あ、かーくんお腹すいてるんだね。ご飯今作るからね」
「ぐっぐっぐー☆」
・・・かーくんはご飯が美味しければ何でもどうでもいいんだね。
なんか・・・その感覚ボクにも分けて欲しいよ。
大食らいになるのはうつされたくないけ
ど。
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戻るるるん。
ぁちょがき
なんとなく二話と三話の題名繋がってたり。(全然関係ないけど)