ナラタケ幼菌

 ご覧のようにミズナラの成木の根元に生っていた。まだ幼菌で直径1cmにも満たない。他にも幾つか束生していた。ふさふさとした鱗片は生き物のようだ。モエギタケ科は間違いないと思うがハッキリ同定出来ない。

 実は傘にある鱗片に惑わされ、モエギタケ科のハナガサタケ?スギタケ?って議論もあったわけです。その2週間後再び訪れると別のミズナラに同じものを見つけたので大きいもの、と言っても長さ2cmたらずの幼菌ですが、を一つ採取し、宿舎に居合わせた植物の専門家に見ていただいたところ一発で『ナラタケ』だったわけです。そんな馬鹿な!洗面所へ走った私は洗いましたね。そうすると・・・なるほど。そして割るとツバがあった。しかしだ、実はまだ疑ってるのだなぁ。