アシナガタケ

 標高1600m辺りの稜線上まで登ると広く平らな針葉樹林帯となる。アオモリトドマツ、コメツガ、タテヤマスギなどが静かに佇ずむ中に、鎌倉街道の深い掘り込みが続く。同行者が見つけたこれは側面の腐葉土から発生していた。グレーと言うよりほぼ黒に近い色。柄には縦線が走る。