5月4日
盛岡二日目。
今日は午前中ホテル〜盛岡駅近辺を散歩して、午後は小岩井農場の予定。
盛岡駅に向かう途中にある「開運橋」、特に大きくもなく特にきれいな構造の橋でもないのですが、この「開運橋」という名称がこの橋の魅力です。
学生時代、盛岡駅を降りた時は必ずこの橋を渡るようにしてました。そして、卒業して盛岡を離れるとき、ちょっと遠回りしてこの橋を渡って新幹線に乗り込んだ事を思い出します。
16年前、最初に盛岡駅を降りた時の18才の気持ちをそのまま思い出す事はできないけれど、なんかジーンときちゃいました。
盛岡駅から市街地を眺めて一番変わったと思うのは、マンションが増えた事。当時も地方都市にしてはマンションの多いところだったけど、更に増えた感じがする。仕事柄そっちに目がいってしまう。
天然記念物の「石割桜」。
学生時代もそして今年も、結局、花の咲いている所を見ていない。死ぬまでに一度は見てやる〜っ。
岩手公園の盛岡城趾にある石川啄木の詩碑。見づらいですが「来不方(こずかた)のお城の草に寝ころびで 空に吸はれし 十五の心」と書いてあります。
少年時代の石川啄木が、学校を抜け出して、盛岡城(別名:来不方城)跡の公園の草に寝ころんで思いにふっけていた時のことを詠ったものです。
はっきし言って、私、石川啄木について全く詳しくありません。でも、大学受験の時、もう二度と盛岡に来ないかもしれないと思い、この詩碑は見に来ました。うまく言えませんが、当時この詩はシビレました。
地図→
昼食には、「じゃじゃ麺」を食べました。
ご存じない方に説明すると、温かい平打ちうどんに肉味噌を絡めて食べるモノで、最近では「わんこぞば」「冷麺」に続く盛岡の名物麺の一つになっています。
向かったのはホテルの側にある百貨店「カワトク」の地下にある「白龍・カワトク店」です。
日曜日は「白龍・本店」が休みの為か、このカワトク店はメチャ混みでした。はっきり言って、行列が周りのテナントの営業妨害になりそうなくらい。
恥ずかしながら、盛岡に4年居たにもかかわらず「じゃじゃ麺」初体験なのです。12〜14年前はこんなに人気あったかな?
で、味の方は、決してA級ではない・・けど、癖になる味で、まさにB級グルメの王道!なるほどの行列でした。
白龍の紹介サイト(岩手日報)
午後は、小岩井農場へ。
が、これがまた、道が混んでまして、何度戻ろうと思った事か。
なんとか、農場に到着して定番のソフトクリームを食べて、おみやげ屋へ。これが、また混んでいるです。どっと疲れてホテルに戻りました。
ここで、岩手の豆知識。
小岩井農場は、雫石町と滝沢村にまたがって広がっていますが、この滝沢村、人口が5万人を上回る日本で一番人口の多い「村」なんです。
ちなみに、岩手県には人口5万人以下の「市」が7市、そのうち3市は、人口3万人以下です。
行政に詳しくない私にとって、市町村区分って何なの?って感じです。
この日の晩飯は、居酒屋「魚や(ととや)」へ。まずは生中(ビール)で乾杯!
地図→
嫁さんが「ホヤ」初体験。続いて、お造りの盛り合わせに、山菜天ぷらの盛り合わせ。どれも美味しい〜!!。こちらのお店、盛り合わせのそれぞれの品に名札が付いてくるんです。親切で楽しい演出です。
しかし、今回の旅は食い倒れツアー状態だな。
そして、ほろ酔い気分でホテルに戻り、あっという間に眠りに付いてしまいました。