2007年度
2007年 公式戦☆ 23試合 勝
敗
分
2007年 練習試合 7試合 勝
敗
分
2007年 全試合☆ 30試合 勝
敗
分
2007年11月4日 練習試合(岩瀬中学校グラウンド)
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今季最終戦となった練習試合は、地力に勝る富山FELLOWSが、豪快な サヨナラ柵越えホームランを放って勝利し、二塚P'Sは敗れてしまった。 二塚P'Sが初めて経験することになった年間30試合という試合数。 そしてようやく迎えた今季最終戦で、最終回で相手にサヨナラ柵越えホームラン を浴びるとは、1年間の総決算としては少々不完全燃焼だったか? しかし、選手たちの表情には、一点の曇りも見い出すことはできなかった。 選手の誰もが、1年間、野球をし続けることができたことに満足し、 自分の家族に感謝し、妻に感謝し、強靭な体に産んでくれた親に感謝し、 天候に感謝し、誰もが悟りを開いた仏のような顔になっていた。 1年間お疲れさま、二塚P'S。 そして、来季も楽しもう!二塚P'S!! |
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2007年10月21日 IT杯・決勝(薬勝寺グラウンド)
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二塚P'Sが、延長の末、強敵・SWATを5対3で破り、IT杯初出場にして初優勝を 成し遂げた!!! 試合は、二塚P'Sの先攻。二死一塁から、頼れるよっすぃがいきなりの先制 レフト二塁打を放ち、1点先取。続くDJも痛烈なレフト前ヒットを放ち、このまま 畳み掛けるかと思われた矢先、二塁走者が突然、DJのヒットの際にショートの 守備妨害をしたと審判に宣告されてアウトとなり、スリーアウトチェンジ となる緊急事態が発生。得点は1点止まりとなった。 監督や選手たちがマウンドに詰め寄り、あわやかとも思われたが、 ここは大人の二塚P'S。ぐっとこらえて、判定の結果を受け入れることに。 大切な決勝において、後味の悪い判定であった。 二塚P'Sの先発は、今年の最多投球回数が確実なブレンディ投手。 初回は、荒れ気味だったものの、バックの好守備にも助けられ、無失点で 切り抜けると、毎回のようにランナーを背負いながらも我慢の投球を続け、 失点を4回裏の相手3番打者の怪力柵越えソロホームランの1点に押さえ、 味方の援護を待つ。 しかし、二塚P'Sは、初回のあとは、後味が悪かったのか、なかなかヒットが 出ず、苦しい展開に。 結局、両者とも1対1のまま譲らず、決勝は、準決勝のマンタ☆レイ戦と同じく 延長戦へともつれ込んだ。 延長は、無死満塁から始める特別ルール。 8回表、二塚P'Sは、2番うの選手から始まる願ってもないチャンス。 ここでうのは、狙い通りに外角の球をライト線へ流す値千金の2点タイムリー ツーベースで見事に期待にこたえた!! さらに続く3番ウエハースがセンター方向に「値万金」のダメ押し2点タイムリー ツーベースヒット! この2人の活躍によって大量4点を入れた二塚P'Sが、8回裏の無死満塁を 2失点だけに押さえ、ゲームセット!!ついに念願の優勝を果たした!!! 二塚P'Sは深紅の大優勝旗を掲げ、グラウンドを一周すると、各選手の目には 涙のようなものが光っていた。 第5回IT杯優勝。 おめでとう!二塚P'S。 そして感動をありがとう!! |
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2007年10月14日 練習試合(呉羽グラウンド)
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春から調整し続けながらも、都合がつかずに延び延びになっていた念願の 練習試合がこの試合であった。 試合形式でありながらも、お互いに練習として実のある試合となった。 二塚P'Sは、久々にまゆみ選手、黒馬亭(くろまてい)選手、あむぃ選手らが 先発出場。緊張しつつも貴重な実戦経験を積んだ。 特に黒馬亭は、一塁手として9回をフル出場。難しいショートバウンドの送球を うまくすくい上げて取ったかと思えば、胸元へのストレート送球をポロリとする など大物ぶりを発揮。 これからも実戦経験をつんで名一塁手を目指してほしいところだ。 また、レギュラー陣もじじぃ選手が初の遊撃手を試すなど、新しい可能性を 探っていた。 また、来年度の入団が期待されるドラフト上位指名予定選手も試しに出場。 結果は出なかったものの、さわやかな笑顔が印象に残る好青年ぶりだった。 試合の方は、先発したウエハース投手を守備陣がエラーで足を引っ張る よろしくない展開で、前半は0対6と二塚P'Sは防戦一方。 しかし、途中からは、うの選手や2代目雷鳥奉行選手がタイムリーを放つなど して、後半激しく追いたてる。結局5対6で敗れたものの、お互いに収穫のある よい練習試合であった。 |
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2007年10月7日 東日本一部・初戦(新港の森球場)
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二塚P'SがJFEマテリアルに対して、善戦したものの、1対4で敗れ、 東日本大会”一部”の初陣を飾ることはできなかった。 JFEマテリアルは、旧新湊市1部で優勝経験もある大変な強豪チームである。 二塚P'SとJFEマテリアルとの対戦は今回が2回目である。 前回は、忘れもしない2006年5月20日の射水市体1回戦。 場所も同じ新港の森球場であった。 当時、二塚P'Sは0対13のスコアで3回コールド負けという屈辱を味わっている。 逆に、去年のことを覚えているのか、JFEは試合前、リラックスモードであった。 初回表、二塚P'S先発のブレンディ投手がJFEマテリアル打線を超簡単に 3人で終わらせると、その裏、二塚P'Sは、1番ワークスが四球、捕逸で あっという間に無死二塁で先制のチャンス。 続く2番のDJがファーストに強いゴロを放ち、きっちりと一死三塁とすると 勝負強いウエハースがきれいに左中間へタイムリーヒットを放ち、 二塚P'Sが1対0と先制。昨年とは訳が違うことを相手に強く印象づけた。 これでJFEからはリラックスモードは完全に消え、本気モードに。 2回表、JFEは内野ゴロ2つで簡単に二死。3人目も一塁ゴロと思われたが、 名手アンパンマン選手がまさかのエラー。二死一塁となる。 JFEは調子に乗って二盗を成功させると、7番がレフトの手前にポトリと落ちる テキサスヒットで同点に追いつき、ようやく安堵。 JFEはその後、打線爆発とはいかなかったものの、4回には堅実に犠打と 犠飛で1点。5回には三塁打に失策を絡めて2点の計4点。効率的な得点は 試合巧者らしさを感じさせるものがあった。 二塚P'Sは、2回以降は、単発でヒットが出るものの、相手投手の精密機械の ようなコーナーワークや内野の堅い守備に阻まれ、なかなか進塁することが できない。最終的に喫した三振の数は8つ。二塚P'S初の「一部」での初戦は 1対4の敗戦となった。 二塚P'Sは、昨年の0対13のスコアからは格段の進歩ではあったが、 いかに相手に1点を与えず、いかに1点を取るかということを考えさせられる 試合であった。 今回の試合は、点差は少なかったが、完敗だったと認めざるを得ないだろう。 残念な結果となったが、二塚P'Sは1点を取れる野球をもう一度見直し、 IT杯決勝に備えてほしい。 |
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2007年9月24日 小杉スポーツ杯・2回戦(浅井農村グラウンド)
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二塚P'Sがなんちゃって大門に接戦の末、1点差で敗れ、残念ながら3回戦 進出はならなかった。 相手、なんちゃって大門は、一見ちゃらんぽらんな名前っぽいが、実際は なかなかの好チームである。 なんちゃって大門は打撃好きなチームということで、戦前は、打撃戦が予想 されたが、実際に試合が始まると、なんと、1点を争う投手戦となった。 初回、二塚P'Sは先頭のワークスが一塁内野安打で出塁するとすかさず盗塁。 相手にプレッシャーを与える。 2番、裏番長が、裏をかいて、ビヨンドで送りバントを試みたものの、裏目に出て ハーフフライになり走者は送れなかった。 やはり裏番長には裏がつきものであるようだ。 しかし、この後、ワークスが三盗。タイミングは正直やばかったが、送球が逸れ 一死三塁とすることに成功。すると、勝負強いウエハースが一塁線上を抜ける 二塁打で先制。幸先のよいスタートとなった。 二塚P'Sの先発はアンパンマン投手。 1回裏、なんちゃって大門は、一死から2番が、逃げない死球で出塁。 盗塁などで三塁に進み、こちらもプレッシャーをかける。 ここで3番にタイムリーを打たれ、同点に。 4番は、遊ゴロだったが、この日一塁に入った大型新人・黒馬亭(くろまてい)が ショートからの送球を痛恨の落球。しかし、ここで終わらないのが黒馬亭。 チャンスと見た相手走者の本塁突入を冷静に刺し、得点を許さない。 ここは大物の片鱗を見せた。 しかし、その後、別の内野ゴロの送球でも落球し、これがタイムリーエラー。 今日の黒馬亭は、ほろ苦い1日となったようだ。 1回の表裏を終わって1対2。この先どうなるかと思われたが、 2回以降は緊迫した投手戦が続き、お互いにゼロ行進が続く。 アンパンマン投手の相手打線のタイミングを外し、 緩急をつけたピッチングで、 なんちゃって大門打線はゴロやフライの山を築く。 また、バックも踏ん張り、4回には、抜ければ1点という右翼線際に逸れていく 大飛球をライトのヾ(^▽^)ノ選手がランニングキャッチし、ファインプレーで投手を 盛り立てる。 二塚P'Sは6回から裏番長投手に継投し、失点は初回の2点だけに抑えた ものの、打線の方は相手投手を最後まで打ち崩すことができず、 1対2のまま無念の敗戦。 二塚P'Sの小杉スポーツ杯は2回戦で終わった。 残念な結果となったが、二塚P'Sは打線の調子をもう一度整えて、 東日本大会予選、IT杯決勝に備えてほしい。 |
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2007年9月17日 小杉スポーツ杯・1回戦(薬勝寺グラウンド)
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二塚P'Sが強豪・精田建鉄に快勝し、昨年の小杉スポーツ杯から、2年連続の 初戦突破を果たした。 相手、精田建鉄は、名前の通り、男気あふれるメンバーが揃う強敵である。 小杉スポーツ杯においては、一昨年は優勝、昨年も優勝チームに0対1で 接戦を演じるなど、実力は折り紙つき。 初戦から優勝候補と当たることになった二塚P'Sの関係者からは心配する声も 挙がったが、今季の二塚P'Sは絶好調。十分に小杉スポーツ杯の優勝をも 狙えるとの評判もあり、まさに優勝候補同士の激突となった。 二塚P'Sの先発は、ブレンディ投手。注目の立ち上がりを無難にこなし、 打たせて取るピッチングで相手を凡打に打ち取っていく。 バックも、よっすぃが外野を抜けるかのような当たりをダイビングキャッチで 好捕するなど、ピッチャーを盛り立てる。 二塚P'Sの攻撃では、この試合、犠打を3つ成功させるなど、これまでとは 異なるスタイルが見受けられた。 これは、勢いに任せた自由奔放な打のチームから、常勝を目指す、技術的に 洗練された野球へと生まれ変わろうとする胎動のようなものを感じる。 そういう意味では、ひとつの転換期を示した貴重な試合だったのかもしれない。 先に示したとおり、二塚P'Sは初回、先頭のワークスが中前打で出塁後、 2番うのが犠打をきれいに決める。点数にはつながらなかったものの 2回にも裏番長が、番長なのに犠打を決め、犠打犠打で攻め立てる。 これによって二塚P'Sは、常にスコアリングポジションにランナーを進めることに よって、相手に常に緊張感を与え続けた。 これで、相手投手は疲れがたまったのか、4回裏、二塚P'Sの攻撃にて先頭の ウエハースに死球を与えると、続く打者、幸せいっぱい、夢いっぱいのまこちゃん が先制の大三塁打! 続くアンパンマンも、あんこが出るような死球で出塁すると、よっすぃ、ブレンディ の連続タイムリーでこの回3点。見事に相手投手の攻略に成功した。 5回裏にも、うのの二塁打をアンパンマンのレフトへのうまい流し打ちでつなげて ダメ押し点を加えると、最終回をブレンディ投手が締めて見事ゲームセット!! 猛暑の中、101球の熱投によるあっぱれな完封勝利であった。 二塚P'Sは、優勝経験のある強豪に4対0と快勝、ますます自信から確信へと 変わる、すばらしい一戦であった。 |
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2007年9月9日 IT杯・準決勝(薬勝寺グラウンド)
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この、スコアを見れば分かる、球団史上最大の大激戦は、マンタ☆レイが 突き放しても、突き放しても二塚P'Sがすっぽんのように追いつき、 最後は延長11回裏、まこちゃん選手のサヨナラ犠牲フライで、12X対11とし、 マンタ☆レイを撃破!IT杯初出場にして、ついに決勝戦進出を決めたっ。 二塚P'Sの先発はブレンディ投手。 二塚P'Sは先攻したものの、守備で四死球や失策などもあり、リズムに 乗りきれない。 3対4と1点リードされたままの最終回。二塚P'Sは追い詰められたものの、 代打の切り札、よっすぃが貴重な三塁打。 ワークス選手の内野ゴロの間にホームイン! 同点に追いつき、延長戦へと突入した。(第1すっぽん) 延長9回表、5回からロングリリーフしていたウエハース投手がつかまり、 マンタ☆レイに2点を献上。非常に苦しい展開となる。 しかし、二塚P'Sはその裏、四球と安打で無死満塁とし、ウエハース選手が 準々決勝の再現とばかり、満塁でタイムリーを放ち、再び同点、再延長へ。 (第2すっぽん) 延長10回からは特別ルールとして無死満塁からスタートする形式。 マンタ☆レイは、10回表、この無死満塁から大量5点をたたき出すことに成功、 二塚P'Sは、またもや非常に大変苦しい展開に。 しかし、二塚P'Sはあきらめない。無死満塁からスタートし、押出し四球で1点、 野選で1点。その後、ワークスの打球はショートゴロとなり、ヒヤッとしたものの、 決勝進出への緊張からか、相手ショートの送球エラーを誘い、一挙に2点。 あと1点まで迫る。しかし、ここで期待のDJ選手が内野飛で、二死二三塁。 ここで、勝負強いウエハースに期待がかかったものの、平凡なショートフライ。 誰もが万事休す、決勝進出はマンタ☆レイ。 と思った瞬間、何が起きたか、相手ショートがまさかの落球!!! 二塚P'Sは土壇場で同点に追いついた!!!(第3すっぽん) 両チームの試合は決着がつかないまま、11対11で延長11回へ突入。 11回表・裏も無死満塁ルールであったが、表のマンタ☆レイの攻撃で、 先頭打者の浅いセンターフライで3塁ランナーがタッチアップ! しかし!強肩の名センター・よっすぃの正確なバックホームでランナーは憤死。 一気に二死となり、後続も内野ゴロで、マンタ☆レイはこの回0点となる。 劣勢、劣勢が続いていた二塚P'Sは逆に一気に有利となった。 11回裏、無死満塁からの二塚P'Sの先頭打者は、幸せいっぱい、夢いっぱいの 4番まこちゃん選手。 ここで、まこちゃん選手は確実にセンターに犠飛を放った!! 今まで、できそうでできなかったあと1点。それが、あっさりと犠飛! 3塁ランナーが一気にホームインし、ついにゲームセット!!!! 3時間に及ぶ死闘は、12X対11で二塚P'Sの勝利となった。 この結果、神がかり的な試合運びで旋風を巻き起こしている二塚P'Sが、 第5回IT杯決勝についに名乗りを上げた!! 泣いても笑ってもあとひとつ! 富山県民悲願の深紅の大優勝旗まで、あとひとつである。 がんばれ!二塚P'S!!優勝だ!二塚P'S!! |
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2007年8月25日 IT杯・準々決勝(呉羽グラウンド)
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二塚P'Sが最終回、劇的な大逆転で3対2で勝利!! 見事!準決勝進出へとコマを進めた。 先日、IT杯の予選リーグを1位通過し、見事8チームのみが手に入れることが できる決勝トーナメントへの切符を手にした二塚P'S。 しかし、これからは、真に強いチームとの激突であり、いばらの道でもある。 準々決勝の相手は、渡辺マリナーズ。バランスの取れた好チームである。 ただし、チーム名から推測して設立年はやや古そうな感じである。 二塚P'Sの先発は、ウエハース投手。立ち上がりからコントロールよく、 アウトを積み重ねて味方の援護を待つ。 しかし、二塚P'Sは2回表を除き、四死球やヒットで毎回ランナーを出す ものの、相手の堅守に阻まれ、1点が取れない。 肝心なところでの、本塁突入死や牽制死で点を奪えず残塁は11。 しかも、猛暑の中、選手の体力は徐々に奪われていく。 4回までお互いに譲らずゼロ行進が続いたが、5回裏、渡辺マリナーズは 二死から死球で出た俊足の1番打者が、二盗と三盗を連続して決め、 二塚P'Sのリズムを乱しにかかる。 次のバッターはボテボテもいいところのボッテボテのピッチャーゴロだったが 猛暑の中、投げ続けてきたウエハースがマウンドから駆け下りたものの、 処理しきれず、ついに先制点がナベマリに入る。 次の6回裏も連打で1点を失い、0-2。じりじりと大変苦しい展開が続き、 負けゲームのパターンかとも思われた。 たが、二塚P'Sの各選手は、勝負をあきらめていなかった。 6回裏に2点目を取った直後の渡辺マリナーズは3点を取るためにサインで スクイズを決行。しかし、バッターがサインを見逃し、3塁ランナーは憤死。 その後、打者は三振となりスリーアウトチェンジとなった。 2点差を追う二塚P'Sにとって残るは最終回の7回表のみ。 ここから二塚P'Sの奇跡の逆転劇が始まった。 先頭のスミス・ウォーカーが目の覚めるようなレフト前ヒットで出塁すると、 一死後、ワークスが慎重に四球を選ぶ。次の打者は途中出場のじじぃ選手。 じじぃは期待にこたえて見事にライト前にはじき返し、一死満塁。 一打同点、長打で大逆転の場面である。 ここで、我々取材陣の脳裏には、今夏の甲子園・佐賀北高校の大逆転劇が よみがえってきた。ここで満塁ホームランが出たら、佐賀北と一緒だな・・・。 次の打者は、猛暑の中、100球近く投げてきたウエハース選手。体力は 限界に近かったものの、集中力は途切れていなかった。 鋭く振りぬいた打球は、レフトの左を抜けていく大逆転満塁3点二塁打。 誰もが、歓喜し、大声で叫んだ。「回れ回れ!!」 一塁ランナーのじじぃは倒れる寸前になりながらも、必至で本塁に滑り込み、 一打で一挙3点。3対2とした。 逆に追い詰められたナベマリは7回裏、無死から俊足1番が、センター前ヒットで 再び出塁。 またもや進塁しようと二盗を試みたものの、今度は盗塁阻止を事前に準備して いたバッテリーが外角高めに、大きく投球を外し、捕手ワークスが完璧な送球 で盗塁刺に成功!大事なところでついに実現した盗塁刺であった。 一死走者無しとなったこのプレーで、ナベマリは意気消沈&戦意喪失。 その後は、力強く反撃することもなくゲームセットとなった。 二塚P'Sは、ウエハースの投打に渡る大活躍でIT杯準決勝進出を決めた。 日替わりヒーローの登場と神がかり的快進撃で初出場で初制覇という 大きな目標と、深紅の優勝旗が現実となってきた。 |
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2007年8月4日 クラブ対抗・初戦(新港の森球場)
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二塚P'Sが宮本武蔵なら、サンクス大島は巌流島で待つ佐々木小次郎で あろう。この両者の対決は旧射水郡時代からの見ものである。 しかし、意外にも今季初対戦となったこのカードは、一方的な展開に。 5回表にウエハースの3点二塁打が飛び出したものの、焼け石に水。 二塚P'Sの完敗となった。 また、この敗戦で、二塚P'Sは今季初の4連敗。 猛暑日が続く夏、二塚P'Sは苦しい試合が続いている。 ここは、お盆を挟み、各選手が休息・リフレッシュを行い、後半戦に 向けて態勢を整えたいところだ。 |
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2007年7月29日 サンデーカップ・3回戦(常願寺公園D面)
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今季初参加ながら3回戦に進んだサンデーカップでは、初顔合わせの強豪・ 焼肉慶と対戦。 先発のウエハース投手が、粘投したものの、打線の援護ができずに、残念 ながら敗戦となった。 |
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2007年7月28日 MVP杯・3回戦(呉羽グラウンド)
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今季、ついに念願の初勝利を挙げ、3回戦まで進んだMVP杯であったが、 昨年、小杉スポーツ杯で敗れた因縁のNS野球団と再び対戦。 派手な点の取り合いとなったものの、二塚P'Sは投手陣が踏ん張りきれず 無念の敗戦となった。 |
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2007年7月15日 都市対抗・初戦(新港の森球場)
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対戦初勝利が期待された芳野野球クラブとの決戦だったが、試合巧者の 芳野野球クラブに競り負け、勝利を挙げることはできなかった。 また、この試合で都市対抗・射水市大会は初戦敗退が決定。 残念ながら1試合しか楽しむことができなかった。 |
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2007年7月8日 IT杯予選リーグ・第4戦(下村グラウンド)
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IT杯予選リーグの最終戦となった、二塚P'S対米米クラブとの決戦は、 二塚P'Sが、苦しみながらも終盤に逆転に成功し、6-4で勝利。 IT杯予選リーグを4勝0敗とし、D組1位で決勝トーナメント進出を決めた。 二塚P'Sの先発はアンパンマン投手。 注目の立ち上がりは、打ち取った当たりばかりだったが、バント処理の 送球ミスやバックホームの後逸等の守備の乱れで3点を失う苦しい展開。 それでも二塚P'Sは、毎回1点ずつ返し、逆転の好機をうかがう。 この日1番に入ったヾ(^▽^)ノ選手が全て四死球で出塁、2盗塁を決めるなど、 細かく点差を詰め、終盤へ。 時間制限が近づいてきた5回裏、今季絶好調のDJが貴重なタイムリーを 放つなど2点を入れ、ついに逆転。 最終回は5回表から代わって登板していた裏番長投手が3人でぴしゃりと締め 結果は6-4で勝利! また、勝ち星は付かなかったものの、先発のアンパンマン投手も粘投し、 失点4ながらも自責点は1。先発の役割を果たした。 これで二塚P'Sは念願のIT杯予選リーグを見事突破し、決勝トーナメントへの 進出を決めた。 |
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2007年7月1日 IT杯予選リーグ・第3戦(アルペンスタジアムサブG)
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2週連続でダブルヘッダーとなった過酷なスケジュールを締めくくるのは、 IT杯予選リーグ第3戦となった、対SNK戦である。 この試合は、二塚P'S各選手の疲労が心配されたものの、逆に初回から 打線が大爆発。 打ちまくった二塚P'Sは4回裏までに先発全員安打の17安打を記録。 本来、得失点差も関係ある予選リーグでは、最終回までプレーしなければ ならないが、双方協議の結果、5回コールドで二塚P'Sの勝利となった。 二塚P'S各選手は、この日、家庭に戻った後、泥のように眠りについたという。 |
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2007年7月1日 IT杯予選リーグ・第2戦(和合グラウンド)
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IT杯予選リーグの最大のライバルと見られていた、BBエクスプレスとの決戦は 予想外の大差で二塚P'Sの勝利となった。 BBエクスプレスは、この予選リーグで、6対0、10対0の完封2連勝で、D組の 暫定首位となっていたチーム。スコアラーの情報では、特に投手力がある チームとして二塚P'Sの予選突破の最大のライバルと見られていた。 BBエクスプレスの投手は、確かに好投手だったものの、今季絶好調の 二塚P'S打線が襲いかかる。 この試合、1・2番に座ったワークス、DJがともに4打数3安打で、かき回し、 クリーンナップにつなげる。クリーンナップを過ぎても、恐怖の6番打者、 うの選手が4打数2安打2打点とくるから、たまらない。 前半こそ、4対2と接戦だったが、終盤に大量点を入れた二塚P'Sが10対2で 快勝。IT杯予選リーグ突破に向けて大きく道が開けた。 また、先発した裏番長投手は、これで3連続完投で、練習試合を含めると 今季4勝目。 エース候補が増えて、ファンはまた楽しみがひとつ増えたことだろう。 |
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2007年6月24日 サンデーカップ2回戦(常願寺公園G)
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ダブルヘッダーの2戦目となった、この試合は二塚P'Sが先制したものの 前の試合の疲れが残っているのか、突き放すことができないまま中盤戦へ もつれ込む展開となった。 逆に酒友クラブは、3回表に四死球と2安打を集めて2対2の同点とすると、 酒が友達なのか、陽気に掛け声が出始める。 同点にされた二塚P'Sは、その裏、酒友クラブの投手が勝ちを意識したのか、 3連続四球を出して、無死満塁の大チャンス。 そこで、この試合4番に座ったまこちゃん選手が貴重な勝ち越し二塁打で 相手を突き放すことに成功。 投げてはブレンディが失点を3回の2点だけに抑え、見事完投勝利となった。 ブレンディは今季ハーラートップの4勝目。 二塚P'Sは苦しい場面もありながらも、ダブルヘッダーという強行日程において 両試合とも先発投手が完投し、4番が貴重な場面で打点をあげる理想的な 一日だった。これは、選手起用がズバリあたったわけで、監督冥利につきる、 って、ほくそえんでるじじぃ監督代行が目に浮かぶようだ。 |
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2007年6月24日 MVP杯2回戦(宮野小学校G)
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最終スコアは7対1と勝利したものの、二塚P'Sは大変苦戦した。 二塚P'Sの先発投手は裏番長投手。 丁寧にコーナーを突くピッチングで、ミルキー打線を最小失点の1に抑え、 味方の援護を待つが、二塚P'Sの攻撃は三塁までランナーが進むものの、 本塁で2回タッチアウトになるなどして、なかなか点数が取れない。 1対1のまま同点で迎えた最終回、一死一二塁のチャンスで頼れる1番、 ワークス選手がレフト前タイムリーを放ち、ついに2対1と均衡を破ると、 続くDJが相手を突き放す三塁打で4対1。 とどめは、この日4番に座ったよっすぃが豪快なスリーランを放ち、勝負あり! 遅ればせながらも、味方打線の援護をもらった裏番長投手は、 前回の牧野スターズ戦に続く2戦連続の完投勝利で今季3勝目。 ミスター完投勝利と呼ばれる日も近いか。 |
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2007年6月16日 高松宮杯(二部)県大会・初戦(滑川市本丸球場)
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対戦相手は高岡市代表である東洋通信工業。高岡市代表であることから 強豪であることは想定できたが、大変な強豪であった。 出場選手は二塚P'Sと違い、全員、血気盛んな25歳以下。 さらに、甲子園出場経験者が3名含まれていたとの情報も入っている。 これは会社を挙げてのクラブチームなのかもしれない。 二塚P'Sの先発はまこちゃん選手。 初回、県大会独特の緊張感からか、四球と安打で先取点を奪われたものの、 2回からは安定した投球でゴロを打たせて取るピッチングに徹し、味方の援護を 待つ。 二塚P'Sの攻撃は、4回表、連続四球の無死一二塁からこの日3番に入った ブレンディがきれいにセンターにはじき返し、1点。さらによっすぃの一ゴロの 間に2点目を追加。2対3とし、1点差に迫る。 なお、ブレンディ選手は、二塚P'S球団史上1人目の県大会打点記録者となった。 よっすぃ選手は2人目であった。残念。 その後、締まった試合運びとなったものの、要所要所でタイムリーが出た 東洋通信工業が3対6と競り勝ち、2回戦進出を決めた。 二塚P'Sは、敗れたものの、4年前の完封負けとは違い、進歩が見受けられた。 甲子園出場経験者を率いる強豪企業相手によく善戦したと言えよう。 来週からは、ダブルヘッダーも用意されている。しっかり気持ちを切り替えて、 各選手は連戦に備えてほしいものだ。 |
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2007年6月3日 練習試合 (呉羽グラウンド)
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IT杯の予選リーグでD組で戦っている二塚P'Sと、B組で戦っている牧野スターズ の練習試合。 お互いに調整と力比べを兼ねた試合でもあったが、結果は二塚P'Sの完勝。 二塚P'Sは、今季12試合で早くも10勝目。節目の試合を気持ちよく通過した。 今回の練習試合は、いわゆる控え組をメインにした試合であったものの、 その控え組が大活躍。レギュラー組もうかうかできない?? 初回、二塚P'Sは牧野スターズ先発投手に襲いかかる。うの、じじぃの 連続ヒットは当然として、ヾ(^▽^)ノ選手とまゆみ選手も連続二塁打。 さらに久しぶりのモンいちとあむぃがボテボテながらも内野安打でともに 打点を記録した。 特にあむぃ選手の打点は、2003年7月20日、薬勝寺にてENDLESSCLUBとの 練習試合での一塁内野安打のとき以来、約3年11ヶ月ぶりの打点。 あむぃ選手談。「長かった。感無量です。今度はクリーンヒットを打ちたい。」 二塚P'Sは初回に6安打と2失策を絡め、一挙6点を奪い一気に優位に立った。 さらに、4回にはまゆみ選手がきれいに三遊間を破り打点を記録。 6回には二代目雷鳥奉行が無死一塁から長打を放ち、相手外野手が処理を もたつく間に一気に三塁へ。(記録は二塁打) 極めつけはヾ(^▽^)ノの活躍。2本の二塁打に4盗塁と大暴れの1日だった。 一方、二塚P'Sの先発投手は裏番長選手。 並みいる相手バッターを次から次へと内野ゴロに打ち取る。なんと外野に 飛んだのは中安打2本だけ。特に三ゴロの守備機会が8回あり、あむぃ選手は 大味ながら8機会のうち5本をアウトに打ち取り満足げ。 裏番長選手は入団以来初の完投・完封勝利を達成。 先日のアンパンマン選手に続く2試合連続の完封投手誕生となった。 この勢いを保ちつつ、高松宮杯県大会で大暴れしてほしいものだ。 |
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2007年5月20日 IT杯予選リーグ・第1戦 (山田総合グラウンド)
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伝説のIT杯に初出場を果たした二塚P'Sの予選グループは、Dグループ。 ちなみにIT杯は、サッカーのW杯と同じく予選リーグをグループリーグで戦い、 上位2チームが決勝をトーナメント方式で勝ち抜くハードな大会である。 短期決戦では、初戦に勝ち点が取れるかどうかが、非常に重要になる。 注目すべき第1戦は、両チームのサポーターが雄たけびを挙げる、ものものしい 雰囲気の中、山田総合スタジアムでプレーボールとなった。 二塚P'Sの先発投手はアンパンマン選手。緊張の1回表を内野ゴロ3つに 仕留めて無難に乗り切ると、2回以降もリズムに乗って快投を続け、味方打線 の援護を待つ。 打線に火がついたのは2回裏。この回先頭の5番打者でもあるアンパンマン 選手が自らのバットで三塁打を放つと、うの、まこちゃん、スミス・ウォーカーが 続き、4連打で2点の先取点。 3回裏には、よっすぃの3塁打から、失策と四球を絡めて、1点を追加後、 無死満塁から、まこちゃん選手が、入団して初のグランドスラムとなる満塁 ホームランを放ち、勝負あり。 投げては、アンパンマン選手が余裕の1安打完封。 試合の結果は、二塚P'Sが完勝し、勝ち点3、得失点差+10を獲得。 まずは、D組の予選リーグ突破へ大きく前進したと言えよう。 |
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2007年5月13日 射水市民体育大会・準決勝 (新港の森球場)
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前日、タカギセイコーを破り、勢いに乗った二塚P'Sだったが、残念ながら 新湊の鯱(しゃち)・海老江若生クラブ(えびえわかおくらぶ)に完敗を喫した。 二塚P'Sは、今季の公式戦初黒星。 先攻の二塚P'Sは、初回ウエハースが中安打したものの、3番ブレンディの 二ゴロが、まさかの4-6-3のダブルプレー。新湊の鯱・若生クラブのレベルの 高さを思い知ることになる。 二塚P'Sの先発投手のブレンディ投手は、初回を1点に抑えたものの、3回に 失策と3安打を絡められて3失点。6回にも四球、失策、安打で2点を失った。 相手のミスを逃さず確実に点に結びつける若生クラブは、さすがであった。 一方。二塚P'Sは終わってみればヒットはウエハースとうの選手だけの 散発2安打。すがすがしいほどの完敗であった。 今回の試合は、残念な結果に終わったが、シーズンを通して全勝できるわけ でもない。二塚P'S選手及び首脳陣は、この試合から何かを学び、次の試合に 生かしてほしいものだ。 |
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2007年5月12日 射水市民体育大会・初戦 (新港の森球場)
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二塚P'Sが、新湊の雄・名門タカギセイコーを気迫で破り、準決勝進出を決めた。 二塚P'Sの先発投手はまこちゃん選手。 まこちゃん選手は、固いバックの守備を信じて、強力なタカギセイコー打線を 相手に内野ゴロの山を築いていく。前半は、お互いのエースの投げ合いで 球場の空気もピンと張りつめ、守備陣は大変なプレッシャーだったろう。 試合が大きく動き始めたのは5回。 一死から好調ワークスが四球を選ぶと、後続のウエハースが貴重な勝ち越し 三塁打を放つ。その後ブレンディが再び四球を選ぶと、アンパンマン選手の 三塁内野安打の間に2点目を入れた。 6回には、まこちゃんが自らの先頭二塁打でチャンスメイクをし、2点追加。 まこちゃんは、この日3打数3安打と「打」でも大活躍。 後半に追加点を先に挙げた二塚P'Sは、最終回となった6回裏には、6-4-3の ダブルプレーで相手の反撃を絶つなどの堅守でがっちり勝利をつかんだ。 まこちゃんはまたもや完投勝利。斉藤雅樹の11連続完投勝利にどこまで 肉薄するか、興味深いところだ。 また、チームとしても絶好調の今、翌日の準決勝・決勝が楽しみである。 |
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2007年5月6日 MVP杯・1回戦 (富山市営大沢野グラウンド)
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雨が降ろうとヤリが降ろうと、やる気満々の両チームの監督のおかげで、 5月6日の雨の中、試合は無事にプレイボールされた。 これは、両者とも早く試合消化して次に進みたいという思いなのか? つまり、両チームとも勝つ自信があったということではなかろうか? そんなことを思いながら、五月雨に一句詠みたくなる、本記者であった。 話は思い切りそれたが、元に戻すと、二塚P'Sの先発投手はブレンディ。 雨の影響で、荒れた試合になるかどうか心配だったが、現実のものとなった。 1回の表、フェニックスの攻撃は、内野ゴロに打ち取ってはいるものの、 バウンドや方向がよく、内野安打となり、また、雨の影響か四球も続き、 いきなり一死満塁のピンチとなる。 ここで相手バッターは一塁ゴロ。これは3-2-3のダブルプレーかと思われたが、 アンパンマン選手のバックホームが雨で手がスベリ、大きく逸れて大暴投。 これをきっかけに、あれよあれよという間に3失点。アンパンマン選手は 自らにアンパンチを課して、ベンチで反省していた模様。 いきなり3点のビハインドの二塚P'Sであったが、今年の二塚P'Sは、粘りが 一味違う。 1回裏、先頭のワークス選手が、今季の絶好調そのままにセンター前ヒットを 放つとすかさず盗塁。すると4番よっすぃが、貴重な犠飛を放ち、まず1点。 3回裏にも同じくワークス選手が内野安打から盗塁を決め、アンパンマンの 内野安打の間に生還。今日のワークス選手は、大活躍。ホームの大沢野と いうことで山の精、風の精、ナウシカの精らが全部味方したようである。 この日は4打数4安打4打点4生還の4尽くしの大活躍。 活躍しすぎて死んでしまわないか心配である。 圧巻だったのは5回。先頭のよっすぃが昔、女から逃げるときの訓練を生かした、 得意の振り逃げを決めると、四球後、DJが右翼線際にしぶとくタイムリー2塁打。 点が入るごとに相手が戦意喪失し、この回、打線爆発で7得点を入れたところで コールドが成立。二塚P'Sは11X-4でMVP杯初勝利をコールドで飾った。 ブレンディ投手は今季2勝目、かと思いきや、勝利投手は5回表だけを投げた、 裏番長投手となった。締めるとこは締めるのが裏番長の怖さである。 |
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2007年4月29日 サンデーカップ・1回戦 (県総合運動公園)
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GWに入り、連戦続きの二塚P'S。前日にダブルヘッダーで2連勝したのは よいが、このスケジュールでは投手が回るかどうか・・・。 と、よく考えるとまだ昨年のMVP・ウエハース選手を温存しているではないか! 二塚P'Sも層が厚くなったものだ。 先攻の二塚P'Sは初回から四球などで無死満塁。よっすぃが倒れたものの、 勝負強いアンパンマン選手が犠飛を打ち上げ、1点を先制した。 しかし、その裏、先発のウエハースは立ち上がりを攻められる。富山フラックスは クリーンヒットはないものの、ボテボテながらもヒットが続く。 クリーンナップを迎えたところで、相手は二塁小フライ。誰もがアウトを確信したが なんと二塁手あむぃ選手が落球。この回3点を挙げたフラックスへ流れが傾くか と思われた。 しかし、この日、二塚P'S打線がウエハースを勝たせようと大爆発。 14安打、15打点で相手は戦意喪失状態。 投げてはウエハースが2回以降立ち直り、終わってみれば自責点は1。 最終回は抑えのアンパンマン選手に調整登板させるほどの余裕となり、 二塚P'Sは公式戦・開幕3連勝を達成、すばらしいゴールデンウィークとなった。 この3試合での、まこちゃん・ブレンディ・ウエハースの3戦連続勝利は 見事と言うほかない。 この3本柱は90年代初頭のジャイアンツの斎藤・槙原・桑田をほうふつとさせる。 さらにアンパンマンや裏番長らを加えたピッチングスタッフは強力だ。 二塚P'Sには、いつの間にやら投手王国の時代が訪れたようだ。 |
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2007年4月28日 高松宮杯(二部)市大会・決勝 (新港の森球場)
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午前中に行なわれた1回戦に続き、高松宮杯(二部)射水市大会・決勝が 行なわれた。なんでも今年は3チームしか出場していないらしい。 相手は、いきなり決勝が初戦となる射水市役所。 午前中の1回戦でまこちゃんが投げ、野手陣も多少疲れが残る二塚P'Sと違い、 射水市役所は、もともと強豪であるにもかかわらず、ピッチャーも温存し、 疲れもなく、試合を見守る射水市民の戦前の予想では、射水市役所が やや有利かと思われていた。 二塚P'Sが今季の公式戦2戦目に立てた投手はブレンディ。持ち前の投球術で 相手を翻弄する作戦だ。 しかし! プレイボールと同時に投げられた先頭打者への初球は、いきなりの死球。 続く二番打者にも初球に死球。なんと2球で無死一二塁となってしまった。 クリーンアップを迎え、苦しい立ち上がりとなったが、内野陣は冷静さを失っては いなかった。 続く打者が投ゴロになったのを見計らい、ブレンディ選手は迷わず二塁へ送球。 この試合、二塁手として入っていたまこちゃん選手がキャッチし、二塁は封殺。 この後、一塁転送は微妙なタイミングかと思われた矢先、まこちゃんはなんと 三塁へ送球。そこにはショートから三塁カバーに入っていたウエハース選手が いた! 相手チームの二塁ランナーはちょうど三塁をオーバーランしたばかり。 走者はあっという間にタッチアウト。見事変則ダブルプレーの成立だ。 これで波に乗った二塚P'Sは3回、二死2、3塁からアンパンマン選手の強烈な レフトへの2点タイムリーで均衡を破ると、5回には二死1、2塁からブレンディが 自ら二塁打で中押しの2点タイムリー。6回には、守備から入ったヾ(^▽^)ノ選手 が、二死1、2塁から貴重なライトへの2点タイムリーで6-0。 勝負あったかに見えた。 しかし、相手も強豪。このままでは終わらない。 最終回の7回、ついに眠れる獅子が目を覚ます。連続安打を放ち、3点を返し、 まだノーアウト。射水市役所はまたもセンター前ヒットを放ち、二塁ランナーが 4点目を狙い、本塁に突っ込む! ここで出てきたのがまたもや、まこちゃん選手。センターからの返球を中継し、 正確かつ素早いバックホーム。公式戦初捕手のDJ選手も体を張って相手走者 を必死でブロック。結果は本塁タッチアウト!! これで眠れる獅子はまた眠ってしまった。 二塚P'Sファンは、最終回、たいへん肝を冷やしたことだろう。 とにかく、二塚P'Sはこの試合、6-3で勝利し、見事、高松宮杯(二部)射水市 大会、優勝となった。おめでとう二塚P'S。そしてありがとう、二塚P'S! |
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2007年4月28日 高松宮杯(二部)市大会・1回戦 (新港の森球場)
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ついに始まった、2007年公式戦!! 毎年恒例の高松宮杯(二部)、射水市大会のスタートである。 相手は抽選の結果、旧新湊市のタカギセイコーベースボールクラブ。 初顔合わせの強豪である。 初回、公式戦開幕投手となった先発のまこちゃん選手が落ち着いて相手を 0点に抑えると、初回裏、先頭打者のワークスがいきなり右中間を深々と破る 三塁打を放った。 初回で無死三塁。どのような作戦でに先取点を奪うかが注目されたが、 一死後、クリーンナップ三番・ブレンディのときに、二塚P'Sは意表をつく ホームスチールを決行!! 相手に悟られ、三本間に挟まれるも、ワークスのフルアクセルの本塁突入に 相手捕手が対応できず、1点先行となった。このまさかの展開での失点に タカギセイコーベースボールクラブ(以下、TBC)は動揺。監督はしてやったり、 かと思いきや、本盗の理由は大人の事情でこれ以上の取材はできなかった。 2回以降は、両チームとも点数が入らず、1-0のまま我慢比べの様相となった。 打線は、なかなかまこちゃん投手を援護できなかったものの、中押し点が欲しい 5回裏、往年の名選手・じじぃ選手がいぶし銀のレフト流し打ちで追加点を挙げ、 2-0とすると、この日のまこちゃん投手には、十分すぎる援護となった。 先発のまこちゃん投手は、若さにモノを言わせてなんでも飛ばすピッチング から、老練で省エネのピッチングに変貌。 三振を無理に取らず、ヒットを打たれても全く動じず、勝つために投げるという、 一皮向けたエースの風格が出てきた。 これもプライベートの安定から為せるワザか? 終わってみれば、打者26人に対し、散発3安打、四球2、の完璧な完封勝利! 投手が一人で完封すれば、チームは勝つのである。 二塚P'SはTBCを2-0で下し、同日午後の決勝にコマを進めた。 |
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2007年4月15日 練習試合 (アルペンスタジアムサブG)
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さわやかナインの二塚P'Sが、常勝軍団・B-MAXに、機動力で快勝した。 B-MAXは、スタジアムカップやコカコーラ杯で常に上位に食い込む強豪中の 強豪である。 二塚P'Sは、胸を借りるつもりで挑んだが、結果は堅く守って、機動力で攻めての勝利。今季の大きな自信となった。 守備では、相手の強烈な打球をサード・裏番長らがことごとく受け止め、 7回にはレフト・メタボがあわや長打と思われる打球を2回もダイビングキャッチで 防ぐなど、相手の戦意を喪失させ、9回には1-6-3のゲッツーも見せるなど、 堅固な守備が光った。 投げては、先発まこちゃんが通常なら完投勝利となる7回を、なんと被安打1。 唯一の失点は柵越えソロ1本という完璧なピッチング。オレがエースだといわん ばかりの快投であった。 攻撃では、少ないチャンスをいかし、足で揺さぶっての得点が2回。 いい意味でのいやらしいチームになりつつある。 しかし、このままではB-MAXは黙っていまい。 再度、申し込まれても勝てるよう、実力アップのため、練習しよう。 |
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2007年4月8日 練習試合 (常願寺公園グラウンド)
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スミ1・・・。 二塚P'Sは、残念ながら開幕からの練習試合3連勝はならなかった。 ブラックマークスは、昨年のIT杯準優勝チームであり、大変な強豪である。 初回、いきなり先頭バッターが投逸で出塁し、無死一塁のチャンスをつかんだが 得点ならず。 その裏に1点を取られたことが最後まで響き、0−1で敗れた。 二塚P'Sは敗れたものの、どんなチームだってシーズン全勝なんてありえない。 気持ちを切り替えて、開幕期、最強の練習相手・来週のB-MAX戦に備えよ! |
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2007年3月31日 練習試合 (呉羽グラウンド)
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強い!強い!! 二塚P'Sは、開幕から2試合連続での二桁得点での圧勝で2連勝を果たした。 しかも相手は昨年のIT杯王者である。 それにしても、雨交じりの中、相手の調整不足もあったとは聞いているが、 16点差で17得点とは、ソレイタ、おーそれいった、っていうのが昔あったが、 それぐらい恐れ入ったもんである。 この調子でいくと今シーズンの二塚P'Sは、富山県野球界の台風の目となる ことは間違いない。富山サンダーバーズも、うかうかしてらんないぞ〜! 練習試合申し込まれたりして。 |
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2007年3月24日 練習試合 (東富山グラウンド)
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2007年、最初の試合は、二塚P'Sの圧勝となった。 開幕投手を飾ったのはブレンディ選手。初回こそ開幕戦独特の空気からか 死球を連発し、1点を失ったものの、落ち着いたあとは球の出所が見にくい 独特のフォームで5回を1失点で切り抜け、見事勝利投手となった。 打っては、まゆみ選手が、2回表に今季チーム初となるホームランを打ち、 中押し点でチームを勢いづけた。なお、まゆみ選手は二塚P'Sに昨年入団 してから自身初のホームラン。ヒーローインタビューでは「開幕に打てるなんて 夢のよう」と高橋由伸ばりに語っていた。 |
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